参加者は15名。小雨が降り、春の気配が感じられる台北空港に到着。
 その後、専用バスにてハネムーン客も多く訪れる台湾最大の淡水湖「日月譚」へ移動。宿泊先は最新の豪華ホテル「日月譚大閣」。

 夕食は、ホテル内のレストランで台湾薬膳料理。龍髭菜・粉皮・ビーフン・山苦瓜など台湾独自の食材が使われている。台湾料理が倹約家の客家に影響を受けたといわれる由縁を思い出させる品々。質素なな飾りつけだが、素朴で力強く、この土地の活力をいただける薬膳を楽しむ。

 2日目。昨夜の霧も晴れ、「日月譚」が美しい全貌を現す。

 午前中は、予定を変更し、湖畔の寺院などを見学。暖かい日差しの中の散策は、ゆったりとして日々の疲れを癒すのには絶好。その後、昨年開通したばかりの新幹線にて台北へ戻る。

 昼食は地元でも行列の出来る人気店「鼎泰豊」で小龍包などの飲茶。午後からは港町「基隆」、映画のロケ地にもなったノスタルディック金鉱町「九仇」を散策。

 夕食は今回旅の最大のイベント、アンバサターホテル内の「川菜廰」で本格的な中国薬膳料理。テーマは「滋補強身増強體」(体質強化及びアンチエイジングのための薬膳)。前菜、スープ、主菜、煮込み、お粥、デザートなどの全8品。

 メニューの内容と目的、使用した生薬の効能を日本語で解説したプリントが各自に配られ、各料理ごとに使われた生薬も別皿で紹介。
 鮑・フカヒレ・すっぽん・なまこといった極上の食材を贅沢に使い、さらにタツノオトシゴ・鹿耳・朝鮮人参・冬中夏草・雪蛤・雪蓮などの貴重な薬材をふんだんに使いどの料理も滋味あふれる優しい味付け。
 一同昼間の疲れもすっかり回復し、その後台湾名物の夜市に繰り出す。

 3日目。午前中はショッピング。昼食は台湾料理。名店「欣葉」で、カラスミ・イカ団子・するめの炒め物などといった温暖気候に恵まれた台湾の新鮮で豊富な山海の食材を生かした庶民の味を楽しむ。
 午後からはたっぷり時間をかけて、世界4大博物館のひとつ「故宮博物院」を見学。その後台湾茶のセミナー。
 その日の夕食は、宿泊している最高レベルの格調高いホテル「ランディス」内のレストラン「天香桜」にて抗州料理を堪能。南宋文化の発祥地であり、中国緑茶でも有名な土地柄。名物の海老の茶葉炒めやとろける様な東坡肉・魚の蒸し物など美しい景観をほうふつさせる繊細な料理の数々。

 その後オプショナルツアーで台湾式マッサージも体験。最後の夜をそれぞれ楽しむ。

 4日目。ゆっくり朝食をとり、遅めの出発。心なしか肌や体の調子が良くなっていることを気づく。午前中は忠烈祠で衛兵交代を見学。その後空港へ。

 今回の研修旅行では、何よりも日本ではめったに味わうことの出来ない本格的な薬膳を何度もいただけた。改めて食物の持つ力とそれを食事として身体に取り込むことの大切さと薬による治療とは異なり、柔軟に調節して続けられる美味しい薬膳の素晴らしさを体験できた。
 会員同士の交流も深め、時間を忘れ共に笑い、食べて話し、和やかで大満足の旅行ができた。


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